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2009年10月03日

迷路

どうも皆、おもしろそうなことは

簡単に手に入ると思っているらしい。

おもしろそうなことほど、

熾烈で理不尽なことの連続で

あるというのにその覚悟がないらしい。

少しでも思った通りにいかないと、

人のせいにしたり、いいわけをしたりでは、

自分から迷路にはまっているような

ものだろう。

今の日本なら、ちょっと社会に出れば

たくさんの理不尽を経験する

ことができるはずだ。

こんなチャンスを活かさない手はないだろう。

なるべくなら広い社会に出て、

大きな理不尽を受ければ受けるほど、

きっとその人は

その後の人生の実りも大きいのだろう。

2009年10月06日

安治川

大阪で引きこもっていた頃、

安治川の廃墟ビルに出かけて行き、

河口の風景を眺めながら、

よくもの思いに耽っていました。

そのとき、ちょうど1970年代の、

日本の高度成長経済期を批評的な目で捉えた、

「山田修二・日本村」という写真集をもとに、

「日本人への質問」「記憶」という実験的なCMを

つくっていたこともあり、

安治川の風景には随分、

力をもらったものでした。

CMをつくっていたときの思いは、

人々の気持ちがバラバラになってしまった日本に

古き良きものを新しいカタチで提示したい、

という青臭いものだったと思います。

先日、宮本輝さんの「泥の河」

を読んでいると、安治川が

出て来たので、とても懐かしかったのですが、

それが宮本さんのデビュー作で、

解説者の言葉によれば、

1977年高度成長経済期の中で、

ほろびゆく者の姿を描きとどめて

おきたかったと思われる、とのことで、

その関係の連なりに正直、驚かされました。

小説の内容も、心にずっと思い描いていた

切なくいとおしい人々の姿が描写されていて
(ぼくはこういう世界に本能的に魅かれるようです)

二重に、驚かされました。

もしかしたら、過去に読んだことがあって

無意識に心の中に刷り込まれていたのかもしれません。

だとしたら、東京から転勤して

安治川に引きこもることになったのも

導かれたことなのかもしれない、

と考えたりもします。

2009年10月10日

ここんところ、

NHKプチプチの撮影現場の横で、

監督をしながら、漫画の修正をかき、

文章をかいている。

興奮してるせいか、寝ると

ものすごいリアルな夢を見る。

それもなぜか、子供の頃に出会った

友人、知人がやたら出て来て、

ああ、こいつこんな名前だったっけな、

と夢で初めて思い出したりする。

日常では決して覚えてないから、

なにかの知らせ?とか、ちょっと思ったり。

もしくは、こないだの手術で、左目の中の水が

全部入れ替わった影響だろうか。

目は脳に直結しているし、唯一のむきだしの内蔵だし。

水が記憶していた?最近の記憶をなくしたから?

そんな想像をしてみたり。

走馬灯だったらどうしよう。

うそ。

2009年10月11日

孤独のすすめ

奥さんがロケから帰宅。

久々の地方ロケ。

こうしてたまに「孤独」を確認できるのも

いいことではないか、

と思ったりもする。

人は、生まれてから死ぬまで

一生孤独である、ということを。

なんて。

男は、弱いからね。

すぐさみしくなっちゃうから。

2009年10月13日

茨城名物

遊びに行ったついでに、

初めて鹿島神宮へ。

木々の造型が素晴らしい。

まるで手入れが行き届いているかのような絶景。

(届くわけないんだけどね)

どうやら、鹿島の「鹿」は鹿から由来してるらしい。

奈良の鹿も、鹿島から連れていった子孫という

のには驚いた。

東日本最古という事実にも。

(いまの鹿島の鹿は、奈良からの逆輸入らしいです)

さざれ石の横には、国歌と国旗が。

国歌と国旗の研ぎ澄まされた美しさを、

改めて思いました。

2009年10月14日

お笑いは繊細

お笑いに、権威や媚びは必要か。

最近、若手が特に増えてきたせいか、

そういう場を見かけることが

増えた気がする。

その道で昇りつめてきた人間が、

権威を誇示したくなるのは、

人類が誕生してからの常ですが、

スポーツや芸術では、

それがまだ成り立っても、

お笑いでは笑えません。

強制されて笑うことが、

いちばん難しいことだからでしょう。

とくに、若手の媚びに

反応してしまうのは、

スポーツマンシップでの台頭を

期待してるからでしょうか。

(そんなものは、どこにもない
 と言われてしまうかもしれませんが)

でも、せめてブラウン管の中では

夢を見させてほしい。

お笑いはとても繊細のようです。

2009年10月19日

野球最新版

 
日本のプロ野球もメジャーリーグも、

ほぼ佳境に入ってきましたが、

やはり楽天の動向が気になってしまいますね。

ぼくには田中くんと松山くんの無骨さ、が

どうしてもかぶります。

そして、ぼくには昨シーズン、

岩隈が好投しながら第2戦を落としたときの

「岩隈に勝たせてやりたかった」と語っていたノムさんが、

一番印象に残っています。(というかうれしかった)

ほとんど勝てずに、カツノリとの確執なども報道された

不本意なシーズンの後だっただけに、

これで、岩隈の心も(多分、ほかの選手も)溶けただろうと思いました。

そこに監督としてのノムさん、父・夫としてのノムさん、

ふがいなさも含めて「人間野村克也」を選手にすべて

さらけ出してる感じを受けたからです。

そして、楽天はいくな、と思いました。

つい先日、会社員時代の同期から、

「仙台の火を消さないために楽天球団に移ります」

というメールをもらいました。

監督もいつかは交代するものだろうけど、

個人的には、監督に人気者をもってきて

客寄せパンダにするのだけは

やめてもらいたいなあ。

というか、監督じゃファンは

集まらないよ。もう。

2009年10月20日

おもしろい

前原さんが、外相でなく国交相になったときは、

ババをひかされた、と思ったものだが、

蓋をあけてみれば、結果的に

いちばん前原さんの株を

上げたようでおもしろい。

知事やメディアが

批判すればするほど、

国民の支持が反対に

向かっていくから

これもおもしろい。

空港ハブ化問題では、

「国家の利益を考えねば」と

石原都知事にチクリと刺されていた

森田県知事が、

ダムの問題では

一緒にほいほい着いていって

しまっているのもおもしろいなあ。

さあ、今日も撮影だ。

2009年10月21日

野球最新版2

とりあえずリーグのシーズンが終わったので、

個人成績について一言。

青木はフォームが一昔前と変わったように見える。

以前は、ほとんど片手で打っていたように見えたのが、

今ではもう片方の手できちんと押している。

クリーンヒッターから、中距離砲への転換。

それが、個人成績を一時期落とした理由かもしれないが、

4番も打って出塁率も高いのだから立派だ。

内川も以前より長打のイメージがついた。

MLBでの活躍が脳裏から離れないのだろう。

やはりシーズン前半は苦しんでも、最後には

まとめてくるのだからただ者ではない。

逆に中島は、ホームランのイメージが減った。

MLBでのチームバッティングが、スケールを

小さくしてしまったか。

ただ、皆メジャーを意識して模索している感じが、

さらに高みを目指しているように見えなくもない。

そんな中、草野選手や山崎選手の活躍は

プロ野球ファンとしてはうれしい限り。

やはり、すごいのはイチローだろう。

恐らく、メジャーのフルシーズンを戦い抜く為に、

今年のMLBは調整してこなかったろう。

にも関わらず、両方で結果を残した。

さて、来年のMLBはどうなるのか。

にしても、日ハム強いなあ。

中田の件でもブレないし、

梨田さんも名匠なんだろなあ。

2009年10月25日

報ステは普段から楽しませてもらってる番組のひとつですが、

週末の長野アナによるアメリカ高官への質問は、

不可思議だった。

「日本はオバマさんが来日するまでに、結論を出すべきでしょうか?」

これって、自分は今後どう生きていったらいいでしょうか、

という質問に近い。

国の基本方針を、わざわざほかの国に尋ねる国家があるのだろうか。

それを受けた、寺島さんの発言は、無駄のない見事なコメントだったが、

敢えてそこに着地するための、インタビューだったのだろうか?

日本人が陥りやすい思考過程をあえてたどらせるとか。

そこまで考えてたらお見事。

でも、貴重なインタビューだしな。

天下の報ステがそんなことするのかな。

日本シリーズ予想

今年は稀にみる熱戦とみた。

キーマンは阿部。最終戦、ダルが救援するまでもつれそう。

殊勲選手予想。

1戦 ダル、稲葉

2戦 ラミ

3戦 谷、小笠原

4戦 ダル

5戦 坂本、亀井

6戦 スレッジ

7戦 阿部

2009年10月29日

タレントにとっていいCM

会社員時代にはこんな考え方は露しなかったし、

クオリティの高いCM=タレントにとってもいいCM、

と信じて疑わなかったものですが、

最近では少し距離ができたせいか

立場変わればまったく見方が

変わってくる、というスタンスで見ています。

で、まず最近のビールのCMは、

女優にとって得なものが多いですな。

ビューティカット、アップの多用。

まるで化粧品のようでありながら、

いい意味での生活感も出せる。

まさに願ったり叶ったり。

CM自体に奇をてらわなくなった

別の良さが出ています。

同じく飲料系や競馬などのCMも

無難ですが、タレントにとっては

いいジャンルといえます。

逆にジャンルを問わず、

ダジャレやコント系は

よほどのセンスがないと

たとえお笑い系のタレントを

起用したとしても(というか実はそっちの方が)

共倒れのリスクが。

CMには「品」が欠かせなく、

その「品」を出すのが意外と難しいからですね。

当然「品」はタレントの側だけでなく、

商品にとっても大事なこと。

中では、オードリーのラクティスは

わりかし品を感じてよいな、と思う。

若林と子供店長のかけあいが

とても合っている。

2009年10月30日

お客さん

がくるといいのは、

おたがい無理にでも

掃除しようとするから。

いそがしいのが重なって、

しばらく放置して、

人が来るからととりあえず片付けて、

締め切りで机の上のスペースが

何の置き場もないくらい散らかって。

どこにメモをおいたか

わからなくなって。

いつのまにか捨てられてたりして。

文句を言って。

自分がわるいと気づかされて。

そうだ。

そろそろ誰か

呼ぶとしよう。

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